2025年12月6日土曜日

介護界のネーミング

私は18歳で演劇学校に入り56歳で介護界

に入るまでの38年間、演劇人として生きて

来ました。最初の12年間は役者として生き、

その後の26年間はプロデューサーとして、

また父親として生きました。


プロデューサーってのは、演劇を商売として

成立させ、自分も仲間もそれで食べて行ける

ようにするのが仕事なので、どうしたら売れる

商品が作れるか、常に考えています。その中の

重要な要素の1つが、ネーミングです。劇団名、

作品名、そしてキャッチコピー。もちろん企画・

物語・テーマなども大事ですが、ネーミングで

人を引き付けておかないと、中身を見てもらえません。


介護職になって13年経った今でも、私は

ネーミングについての興味を失っていないん

ですよ。面白いな~とか、なるほどな~とか、

何でだろう?とか、色々気になっちゃうんです

よね。


ヘルパーさんがいる訪問介護の事業所の場合、

優しくて覚えやすい名前が多いです。

「にじいろ」「スマイル」「ひまわり」

「ニコニコ」「さわやか」「絆」等々


福祉用具は、ほとんどがカタカナです。

「ケアスポット」「タウンケア」「トーカイ」

「フロンティア」「スペースケア」等々


デイサービスの場合、1日型は「いろり」

「癒し」など、ゆっくりとくつろげそうな

イメージの言葉が多用され、リハビリ特化型

半日デイの場合は「○○リハ」という名前が

多いですが、カタカナで訳の解らない名前も

何故か多いです。「NEXPORT」「プルメリア」

「ウェルフォース」なんて、ググらなきゃ

意味解らないでしょ?


訪問看護の場合、既存の事業所は「ペンギン」

「みどり」「オアシス」など、解りやすい名前

が多いんですが、新規立ち上げの事業所が多い

職種なので、そういう事業所の場合、意味不明

な名前が多いです。


訪問診療の場合は○○在宅クリニックっていう

名前が多いんですが、良く解りませんが、病院名

の前に「○○会」っていうグループ名がついて

るんですよね。なんかちょっと裏社会の組織を

連想しちゃうんですけどね…。開業医さんは

ほとんどが先生の苗字ですね。もし私が開業医

であれば、「武内医院」「武内クリニック」

とかになる可能性が高いです。


大きな病院の場合は「東京〇〇医科大学〇〇

医療センター」とか「〇〇東京〇〇総合病院」

とか、仰々しくて長ったらしい名前が多いです

よね。やっぱ権威が大事なんでしょうかね。


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