昨年4月、ケアマネが受け持てる利用者さんの
人数を5人増やしてケアマネ不足を補おうとする
制度改正がありましたが、もっと効果のあること
を国が実施されたようです。
ケアマネ量産体制!
第27回になる今年度のケアマネ試験の合格率
が、20年ぶりに30%を超えたそうです。
これまでの合格率の推移を見てみると、
第1回~第2回 ⇒ 40%以上
これは介護保険制度の創成期なので、とにかく
一定数のケアマネが必要だったという事情が
あってのことでしょう。
第3回~7回 ⇒ 30%以上
第8回~26回 ⇒ 10~20%
第27回 ⇒ 30%以上
私は7年前、すなわち第20回の試験で、
翌年から国家資格取得して5年の実績がなく
ては受験資格が得られなくなる制度改正の
前の年だったので、少し多めにケアマネを
増やしておこうってことだったんでしょう、
珍しく20%を超えました。それまでは
ケアマネの合格率と言えば17%っていう
のが定説でした。案の定、翌年は受験者数
自体が激減し、合格率が10%にまで落ち
込みました。
つまり、合格ラインのレベルを保とうとすると
ケアマネは減っちゃうから、合格ラインを下げ
れば、ケアマネを増やせるって訳で、いたって
現実的かつ手っ取り早い方法です。それができ
るなら、もっと前にそうすりゃ良かったですね。
その方法でケアマネを増やしても、様々な理由
で長続きしない人もいるかも知れないし、資格
だけ取ってなかなかケアマネにならない人もい
るでしょうし、戦力になる方が劇的に増えるか
どうかはやってみなきゃ解らないけど、少なく
とも担当人数を45人だの50人だのに増やし
なさいっていうよりは現実的だと思います。
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