訪問介護事業所が、仕事がなくて廃業するん
じゃなくて、人材不足で廃業してしまうとい
う現象は、私がヘルパーだった頃から始まって
ましたが、これからはどうにも止まらない状況
になって行くような気がします。強い事業所は
より強く、弱い事業所はより弱くなって、淘汰
されて行くじゃないでしょうか。
私が信頼するサ責さんに数年前から数件、仕事
をお願いしてたんですが、要介護1~2で掃除・
洗濯・買物などの生活援助を週2回程度行って
いた方が状態悪化し、要介護3~5になって
朝夕の身体介護を毎日行わねばならなくなると
「組めません。」ってことになってしまいます。
悲しいかな、ヘルパー不足のために、いわゆる
「帯」と言われる美味しい仕事が引き受けられ
ないんです。
一方、人材が豊富で、帯の仕事でも二つ返事で
引き受けてくれる事業者さんもあります。そう
いう帯の仕事となるとケアマネは単位数が気に
なりますから、加算のない事業所が有難いんで
すが、加算がなく、しかもヘルパー全員が社員
で仕事が確か。サ責さんは必ず担当者会議に
参加してくれるし、日頃の報連相も抜群にいい
なんて事業所さんがあれば、どうしたってそ
ちらにお願いすることになります。
先に入ってた事業所さんにすれば、トンビに
油揚げをさらわれるようなもんですが、どう
にもならない現実があります。
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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