4月の制度改正によって、ケアマネが担当で
きる利用者さんの人数が5~7名程度増えた
こともあり、かつてない程のハイペースで
新規の依頼が殺到し、多忙を極めてます。
この2週間は帰宅して音楽する時間を全く
取れませんでした。夜は残業、朝は早出で、
ほとんど家に寝に帰るような生活!
有難いことです。
私が勤めてる事業所は5年前に私が入社した頃
から、管理者がちょっと営業に行くと立て続け
に依頼が来る信頼の厚い事業所でした。それは
言うまでもなく、先輩たちがしっかりと仕事を
して築いて下さった伝統です。その伝統の中で
働かせて頂く私は、仕事があり過ぎて困ること
はあっても、仕事がなくて困ったことが一度も
ありません。
介護の世界に転職する前、演劇プロデューサー
として四半世紀、日本全国を飛び回って、自分
が製作した演劇を売り込んでお金に変えねば
なりませんでした。常に数字が頭を駆け巡り、
半ばノイローゼの状態でした。そしていよいよ
食べられなくなる日は近いと悟った日から、
鬱の一歩手前まで追い込まれました。出張先で
営業の足こそ止めはしなかったけど、ホテルに
戻るとベッドに横になったまま食は進まず、
風呂にも入らず、トイレに行くだけの生活。
「死んだら楽になれるかな?」
そんな言葉が頭をよぎりました。
若い頃の芝居仲間でヘルパーをしている友に
窮状を伝えると、「介護の世界は感動するほど
仕事があるよ!」と言われ、出張から帰って
早速ヘルパーの資格を取りました。あの一言
を言ってもらえたからこそ、今私はこうして
働いていられるんです。
事業所には、連日のようにあちこちの事業者
さんが営業に来ます。ヘルパーの事業所、
デイサービス、中でも突出して多いのが看護師
さんです。週に2~3件は来ます。中には訪問
診療の営業まで来ます。営業に明け暮れ半ば
ノイローゼになってた私が、今は営業される
立場です。しかも私の会社は、定年がありま
せん。意欲と能力さえあれば、ずっと働けます。
本当に有難いことです。
介護に恩返ししなくてはいけません。
そして会社にも、恩返ししなくてはいけません。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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