12月に予定してた演奏動画は、ちょっと早めの
11月30日にアップしました。
古いスタンダード・ジャズで、ジャンルで言う
ならスウィング・ジャズでしょうか。ノリノリ
で聴いてほしいので、ちょっとテンポ速めで
アレンジしました。ソフトシンセにはスウィング
という音符がないので、8分音符か3連符のどち
らかで入力しなきゃならないけど、8分音符じゃ
全然スウィングしないので、3連符ってことに
なります。でも、3連符だと逆に微妙にはね過ぎ
ちゃうんですよ。仕方ありませんよね、機械なん
ですから。
今回はジャズなのでベニー・グッドマン様も
愛用されていたというクランポンのR13って
いうクラで吹きました。私の好みは、いつも
使ってるRCという、まろやかで深みのある
音色のクラなんですが、ジャズにはR13の
ように軽やかでクッキリハッキリした音色の
方が合ってるし、グッドマン様にちょっぴり
近づけたような気にもなれるんです。
前半と後半に、ちょこっとだけテナーサックス
も吹いてます。そのちょこっとのために、重い
楽器を背負って渋谷へレッスン受けに行った
ので、まあそれなりにそつなく吹けてはいます
けど、やっぱクラと比べればオボコイ感じは
否めません。私の父の男兄弟3人はみな他界し
ましたが、若い頃は皆ジャズマンで、父がドラム、
すぐ上のお兄さんはクラとテナーの持ち替え、
一番上のお兄さんはクラとアルトの持ち替えで
した。だから私も持ち替えで吹いたって訳じゃ
全然ないんですが、彼らが生きてたらさぞ喜んで
くれたでしょうね。そう思う時には親はなし、
ですね…
いつも歌詞のある曲を動画にする場合は、歌詞と
その翻訳をそのまま引用するんですが、今回の
歌詞は直訳じゃ意味が伝わりにくいので、大胆に
創作しちゃいました。だって、タイトルの
Puttin’ on the Ritzからして、ネットで調べ
ると「踊るリッツの夜」って書いてあるんですよ。
何のこっちゃ解んないでしょ?Ritzは高級ホテ
ルのリッツのことで、要するにリッツホテルに
行くみたいな気分でオメカシしようっていう、
スラングらしいです。
久々のお間抜けエンドロールもついてます。
この曲を年末に吹こうと決めた頃、FB友で
プロのフルート奏者との会話で「踊っちゃうな
んていいかも。」とか冗談で言ってたんですが、
私は冗談ですませません。すぐに今回のスタイル
が思いつきましたよ。半年以上前に血液検査で
バイタルの数値が悪くて、好きなお菓子を制限
しましたが、実は腹を出して踊ってもカッコ悪く
ないようにって計算もあったんです。私の動画は
最後に笑えると期待して観て下さる方が多いの
で、今回の反響は凄かったです。バカウケしてた
みたいです。「毎晩これを観て、『よし、明日も
頑張るぞ!って思って眠ります。』って言って
下さる方がいたり、大学教授で政治学者のFB友
が「仕事してると(気持ちが)暗くなるので、
仕事の休憩とかに何回も聴きます。前向きになれ
る曲、どうも有難うございます。」って言って
くれましたよ。
これからも、笑えたり、元気が出たりして頂ける
動画を作っていかなきゃなって思いましたよ。
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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