クラのバレル、マウスピースのすぐ下にある
小さな樽みたいなやつについては、これまで
私は皆さんに散々お話してきましたよね。木の
素材や形状によって音色が変わるって話、そして
私が色々買って試した話ね。で、今度はサックス
なんですが、サックスの場合は木でなく、樽でも
なく、マウスピースのすぐ下にあるネックって
言われる部分なんですね。これが地金の素材や
メッキの素材によって、やっぱ音がガラッと変わ
るんですよ。
普通のサックスを買うと、地金は真鍮でメッキは
ラッカー仕上げ。ピカピカの金色なので金メッキ
かと勘違いしがちですが、金とは値段も音も全然
違います。で、メッキの種類は、プラチナ、金、
ピンクゴールド、ブロンズ、シルバーなどがあり、
地金は純銀ってのもあります。そして値段や音色
が違って来る訳です。ただし、ソプラノからバリ
トンまで、徐々に大きくなっていきますから、
値段も少しずつ高くなって行くし、クラのバレル
の3~5倍ぐらいします。ネックを買うのでなく
自分のネックにメッキしてもらえば、さほど高く
はならないかも知れません。
でもね、クラはB♭管もA管も共用ですけど、
サックスは全部大きさが違うので、こんなこと
にこだわり出すと、本当に楽器1本軽く買える
ぐらいのお金使っちゃいますからね。大変です。
それに私の場合、クラなら今後ひょっとして
人前で吹いたり大ホールで吹いたりするかも
知れないけど、サックスはまずあり得ないんで、
家で吹いて録音するだけなんで、マイク通し
ちゃうんで、あんまり音色にこだわってお金使う
気になれないんですよね。
なので、ネックには手を出さないって
固く心に誓ってます!
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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