第6作のラストに「おかげで僕は幸せです。」
って書きましたけど、本当にそうなんですよね。
親父がドラマーなら、ドラムをやらせたっておか
しくなかったけど、クラを買って来た。想像する
に、自分がリズム楽器なので息子にはメロディー
楽器、特にベニー・グッドマンが吹いてるクラを
やらせたかったんだと思います。あの親父の行動
があるからこそ、今の私があると言っても過言
じゃありません。
もう何年前だか忘れちゃったけど、高校の先輩が
私にクラを譲ってくれた時、私はクラを再開しよ
うと思って、タンポ一式(自分で張り替えるつも
りだった・笑)とモーツァルト&ウェーバーの
クラリネット協奏曲の楽譜を買って来ました。
でも、お神輿は上がらぬままでした。旧友の勧め
で介護職になり、旅暮らしに終止符を打つこと
が出来ました。後輩が主催するバンドの演奏会に
行って、その後輩から「いつでも楽器持って来て
下さい。」って言われて半分その気になりました。
ケアマネという、ある程度自分の裁量で時間を
使える仕事に変わり、再びバンドの演奏会に
行き、決心したって訳です。
親父~旧友~先輩~後輩~ケアマネ
偶然か必然か、解りませんが、
この流れの、どれ一つなくても
今の私はなかったかも知れません。
皆様に心から感謝します。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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