2018年9月2日日曜日

心の穴は音楽で

5月1日に山下さんが亡くなられてからずっと
追悼MVを創ってるんですが、今日は相棒の家へ
行って音創りの最終調整をして来ます。4年前に
第1作目を発表してからずっと、歌唱・作曲・
作詞・製作協力などを担ってくれている相棒
です。3月まではヘルパーとして彼の介助も
してましたが、約5ヶ月ぶりの再会です。

自分が担当する作曲と字幕作成は3週間前に
ほぼ終えていたんですが、作曲を終えて一段落
ついたとたんに、何だか急に心にポッカリ穴が
空いたみたいになっちゃいました。前々から、
やらなきゃと思ってた高校時代のミュージカル
メドレーに手をつけてもいいんだけど、そろそろ
クラの練習もしなきゃなって思ってます。

やっとの思いで見つけ出したクラだけど、
まだ吹いてません。だから、音が出るかどうか
解りません。43年間のブランクもあるし、
楽器もオーバーホールしなきゃならないかも
知れません。吹奏楽器を吹くって結構、体力
使うんですよ。まともな音出すには、かなりの
肺活量が必要ですから。それに小技も必要です。
指の動き、舌の動きが俊敏でなきゃいけません。
だから、昔取った杵柄で通用するかどうか、
全くのところやってみなきゃ解りません。
でも、吹けたらいいですね。

昔のように、と言いたいところですが
たぶんそれは無理でしょうから、
今は今なりでもいいから、
吹けるようになれたらなって思いますよ。
「自分が吹ける」っていう自己満足より、
合奏ができる楽しさ、しかも上手な方々の中で
ともに音楽を奏でることの喜び!快感!
それを思うと、夢心地な気分になります。
しかも、自分が高3の時に棒振って、
その棒に合わせてテナーサックス吹いてた
2年下の後輩が今は棒振ってて、その棒に
合わせて今度は自分がクラを吹くっていう
おまけ付きで、感慨深いものがあります。

先日FBで、89歳にしてバリバリ現役の
フルート奏者がいらっしゃって、尻上がりに
調子を上げて行ってるって記事を見て、
なんて素敵なことだろうと思いましたよ。
要介護者になっててもおかしくない歳で、
お亡くなりになっててもおかしくない歳で、
そんな生き方が出来るなんて、
なんてお幸せなことでしょう!
普段からの節制と訓練のたまものでしょうし、
何よりモチベーションが続くのが凄いです!

そうかと思えば、高校野球100周年で
甲子園を沸かせた名選手たちが始球式をして
ヘナチョコ玉投げてるのを見ると、
自分のような者が43年ぶりにクラなんか
吹いて、一人前の音が出るもんだろうかと
不安になります。でまた、どうにかこうにか
バンドの皆さんのにご迷惑がかからない程度に
吹けたとしても、いったい何歳になるまで
吹けるんだろうと、途方に暮れます。ま、
先のことばかり心配してもしょうがないか…

とにかく私はどんな形であれ、息を引き取る
最後の瞬間まで音楽と共に生きていたいです。

名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

0 件のコメント:

コメントを投稿