武者小路実篤
(むしゃのこうじさねあつ・1885~1976年)
小説家・詩人・劇作家・画家・貴族院勅選議員。
理想的な調和社会、
階級闘争の無い世界
という理想郷の実現を
目指して、宮崎県に
「新しき村」を建設した。
しかし同村は、ダム建設
により大半が水没する
ことになったため、
埼玉県に新たに建設した。
ただし実篤は離村し、村に居住せずに
会費のみを納める村外会員となったため、
実際に村民だったのはわずか6年である。
実篤は白樺派(大正デモクラシーなどの自由主義
を背景に人間の生命を高らかに謳い、理想主義・
人道主義・個人主義的な作品を制作した。)の
代名詞的存在で、理想主義的・空想社会主義的
行動は現実離れしているという批判もあった。
また、気紛れで始めたことを簡単に投げ出す
無責任さを批判されることもあった。
…のだそうです。
先にそんな話を聞かされると
やや興冷めの感もありますが…
「才能で負けるのはまだ言い訳が立つ。
しかし誠実さや、勉強、熱心、
精神力で負けるのは、
人間として恥のように思う。
他では負けても、せめて誠実さと、
精神力では負けたくないと思う。」
彼のこの言葉は、
私の気持ちを代弁して下さっています。
私自身は
気紛れで始めたことを簡単に投げ出す
ということはありません。と言うより、
投げ出さねばならないほど大変なことを
始めるということもありません。
誰よりも強い精神力を持っていると
自負できる訳でもありません。
いたって凡庸な人間です。
だからこそ、この言葉が必要なんです。
そういう気持ちでずっと生きて来たし、
死ぬまでそういう気持ちで
生きて行くんだろうと思っています。
Because, that’s my life !
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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