子ども心が抜け切れないことを
『ピーターパン・シンドローム』って言いますね。
私は、ちょっと、それっぽいところがあるかな
って、ずっと思ってました。でも、ネットで
ある少年の話を知って「それっぽい」なんて
思ってるのは大間違いで、子どもの純真さに
憧れてるだけだなって思い知らされましたよ。
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医師は、重体に陥った5歳の少女の命を守ろうと
必死でした。少女を救うためには輸血が必要でし
たが、O型の血液が足りず、医師はやむなく
少女の双子の兄からの輸血を提案しました。
妹に血液をあげる気があるかと、医師が少年に
尋ねると、少年は躊躇していたようでしたが、
妹の命を救うためには他に方法がないのだと
説明すると、納得してくれました。
輸血を受け、少女の顔色が蘇ってきたので、
医師はホッと胸をなでおろしました。
輸血が済むと、この勇気ある少年は突然真剣な
面持ちになり、医師にこんな質問をしました。
「それで、僕はいつ死ぬの?」
この少年は、輸血によって妹のために自分の命を
捧げるつもりだったのです。あの躊躇は、それを
決断するための躊躇だったのです。
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子どもの純真さって、心打たれますね。
私達大人には真似ができません。
溺れている人を救おうとした人が、
結果として自分の命を落としてしまう話は
毎年のように報道されますが、
死を決断して行うわけではありませんもんね。
でも、真似はできないにしても
学ぶことはできます。
人を救うには優しさが必要ですよ。
私達ヘルパーにとって介護や支援は職業ですし、
この話のように差し迫った命の危機を救う
仕事ではありませんが、
『優しさ』は基本中の基本ではないでしょうか。
名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新
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