まだ新米ヘルパーだった頃、ある介護事業所
の社長さんから「技術は経験を積めば身につ
くけど、感性はそうは行かない。あなたには
感性があるから絶対に伸びる。何があっても
辞めないで、頑張って!」と言われたことが
あります。話の力点は「辞めるな」にあった
のかも知れないけれど、役者時代に言われた
ことを介護の世界でまた言われるとは思いも
しませんでしたよ。
若い頃、児童劇の専門劇団の社長さんが、
技術は経験を積めば身につくけど、感性は
そうは行かない。タケちゃんは思春期の頃に
家庭で色々あったから、他の人にない感性を
持ってる。絶対に伸びるから、何があっても
辞めないで、頑張って!」と言って下さい
ました。
自分自身は、そう言って頂いてもあまりピン
と来なくて、むしろ介護も演劇も技術が足り
ないぶん感性でごまかして来たと言った方が
正確なような気がするし、今のめりこんでる
演奏動画なんかまさにそうです。音色とか
歌心にこだわるのは、技術が低過ぎるんで
何とかその弱点をカバーしたいという潜在
意識の表れだと思います。
救いようがないのは、自分の技術に対して
恥もプライドもないってことです。ないから
Concertinoのような代物をアップできちゃう
んですよね。恥やプライドがあったら、何年
かかろうが納得行く演奏ができるまでアップ
しないでしょう。でも私がそれをやったら、
人生アッという間に過ぎちゃいますから、
妥協しながらやって行くしかないです。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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