自分がクラ吹きだから、クラ用に編曲して吹く。
それは、聴き手のためにではなく自分の都合に
過ぎません。聴き手としては、原曲を聴いた
方が余程聴き応えがあるかも知れませんよね。
元々クラ用に作曲された曲なら別ですけどね。
なので、ありきたりな編曲で半端な演奏技術
で吹いちゃったら、無理やり我慢して聴いて
頂く他ないですね。
自分なりに魅力的な音楽を届けたいと思う
なら、表現者としての原点である発想力を
磨くべきだと思うんですね。原曲にない魅力や
ヘタッピでも伝わるものがあれば、聴き手にも
少しは楽しんでもらえるんじゃないかって
思うんです。
クラシック音楽って、とうの昔から音楽の中の
小さな一分野に過ぎないし、それを愛好する
人々は更に少数派でしょ?だったら、伝統偏重
や技術偏重は自分を小さな殻の中に閉じ込める
だけですよ。勿論、そういう小さな世界で
生きてらっしゃる方もいらっしゃいますから、
それでお幸せなら、それも良しですが。
思えば私は、高1の冬に芸大進学を止めてから
ずっと、殻から出たいと願い続けてるんだと
思います。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」
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