イタリアオペラの巨匠、ヴェルディ様の
数ある名作の中でも最もポピュラーだと
思われる「椿姫」。そのオペラの後半に
歌われるアリアで「さらば過ぎ去りし日々よ」
“ Addio del passato ”っていうのが
あるんですね。ヒロインの身に死が迫り
歌われる歌なんでが、過ぎ去りし日々って
言葉の意味は生への決別とも取れるし、
思い出との決別とも取れるでしょう。
実際のオペラだとこんな風になります。
お馴染みのCorrado Giuffredi様だと
こんな風になります。
私にとってこの曲は、吹きたい30曲の中の
10位以内に入るくらい好きな曲なんですが、
死を予感してからじゃないとダメかな?とか
思って、すぐに動画にするのを躊躇ってしまう
んですね。
後ろを振り向かず前だけ見て残りの人生を
生きて行こうって思ってるし、そういう
メッセージとして取り上げてもいいんだけど、
考えてみたら思い出って、消し去ることは
できないし、消し去る必要もないんですよね。
思い出にすがって現実から逃避するつもりで
ないならね。
“ Good bye memories ”って
自然に言えてしまえそうな心境になるまで
とっときましょうかね。
Because, that’s my life !
名も無き親爺が人生を語る
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武内利之の「ザッツ・ライフ」
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