2017年3月26日日曜日

希望の星

2年2ヶ月程前に発表した
みんなのミュージックビデオ第3弾
「希望の星」が、いつの間にか
視聴回数1000回を超えてました。

PPAPには負けるけど、名もなき我々の作品を
たくさん視聴して頂けて、とても嬉しいです。
たくさんの方が視聴して下さったのか、
少数の方が何度も視聴して下さったのか、
それは解りませんが、どちらであっても
私は嬉しいです。

このMVが
希望の星を必要としている人の目に触れ、
少しでもその人に良い変化をもたらすなら、
私にとってそれに勝る幸せはありません。
https://www.youtube.com/watch?v=uPgvEZR2CHc&t=17s

名もなき親爺が人生を語る世にも不思議なブログ
武内利之の「ザッツ・ライフ」日曜の午前に更新

2017年3月19日日曜日

人生に早くは禁物

今日は久々に、私自身の言葉をご披露します。
「素敵な言葉」のタグで自分の言葉ってのも
恐縮ですが、ご愛嬌ってことでお許し下さい。

「人生に早くは禁物」

皆さんは
「早く明日にならないかな~」とか
「早く来週にならないかな~」とか
「早く来月にならないかな~」とか
「早く来年にならないかな~」とか
思ったことありません?

楽しいことが待ってる時とか
嫌なことから抜け出したい時に
つい考えがちですよね。
でも、そういう時って
人生に限りがあるってことを
忘れちゃってるんですよね。

残り2日の命と知ったら
残り2週間の命と知ったら
残り2ヶ月の命と知ったら
残り2年の命と知ったら
同じこと思うでしょうか…

たとえ、一刻も早く抜け出したい状況でも、
悲しみも苦しみもひっくるめて人生なんだと、
残さず味わい尽くさないと損しちゃうよと、
自分に言い聞かせるべきなんでしょうか。

でも、誰だって悲しみや苦しみと
いつまでもお付き合いしてたくないですよね。
だから、そういう時は「早く」って思わずに
戦いましょう。戦いを楽しみましょう。
とにかく、今を楽しくすることを考えましょう。
発想の転換が必要ですね。

では今日は、久々にこの曲を聴きながら
お別れしましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=DGABqdbtQnA

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2017年3月12日日曜日

個性と社会性

昨年は私にとって、満60歳という
あまり有難くない節目の年だったんですが、
同時にまた、禁煙10周年という
微笑ましい節目の年でもあったんです。

私が煙草をやめて、この10年間で
愛煙家はどんどん肩身が狭くなりましたね。
私の会社でも、煙草を吸われる方は
猛暑の夏も、厳寒の冬も、
ベランダに出て吸ってらっしゃいますので、
お気の毒だな~って思いますよ。

煙草はやめられないけど酒ならやめられるとか、
酒はやめられないけど煙草ならやめられるとか、
どっちもやめられないとか、
色んな方がいらっしゃいますが、
「酒は百薬の長ってぐらいだからね。
 少々なら、かえって健康にいいんだよ。」とか、
「喫煙者や喫煙経験者は、アルツハイマーに
 なる確立が低いんだってさ。」とか、
持論を展開して正当性を主張されることもあり、
それもまた微笑ましい光景ではあります。

「解っちゃいるけど、やめられない。」
歌の文句じゃありませんが、酒やタバコに限らず
いっぱいありますよね、そういうこと。
「あなた自身のためですよ。」とか言われても、
「そうなんですよ~。」とか
「直そうと思ってるんです。」とか
なかなか素直に言えないもので、
つい「余計なお世話だ。」という気持ちがもたげ、
逆ギレしたり、反撃したり
なんてこともありがちですよね。
「あんただって何よ!」とかね。

他人から「あなたは、かくあるべきだ。」と
勝手な価値観を押しつけられれば、
誰だっていい気はしません。
それが「解っちゃいるけどやめられない。」
ことなら、尚のことストレスを感じるでしょう。

支援を受けている高齢者や障がい者の方々は
「自立」とか「社会参加」とか
健常者の価値観を押しつけられ、
社会に適応することを強いられ、
さぞストレスを感じることでしょう。
持論を展開して正当性を主張できる方
ばかりではないんですから。

個性と社会性は、
時として相容れない場合があります。
ですから、個人に社会性を求めるばかりでなく、
社会も個性を認め、
個性を活かせる居場所を提供することが
大切だと、私は思います。

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2017年3月5日日曜日

小舟 A Small Boat


久しぶりにMVをアップしました。
私自身は仕事で多忙なうえに
手話だの試験勉強だのと欲張ってるんで
一番やりたい作曲を出来ないでいるんですが、
仲間達の創作意欲は尽きることがありません。
…ってことで、今回私は
製作協力のみの参加になりました。

松枝さんは、このシリーズ第1弾からずっと
一緒にやってきたパートナーです。31歳と、
私にとっては息子同然の若さ。当然、感性は
私と全然違います。それは第4弾「パワフル」で
如実に表れました。前半は私の平々凡々な歌。
後半は彼の斬新な歌…。彼は私が創るような曲を
「逆立ちしても創れない。」と言いますが、私も
彼が創るような曲は逆立ちしても創れません。

しかし、そんな彼も
容易く曲が描ける訳ではありません。
パワフルでは曲を先に描いて、その後の作詞に
苦しみ抜きました。今回は伴奏を先に描いて、
後から主旋律を描くのに苦しみ抜きました。
私は美しいメロディーが大好きですが、彼は全く
興味がなく、伴奏に興味があります。私は先に
メロディーが浮かび、後から伴奏をつけますが、
彼はメロディーが先に浮かぶことはありません。
私が「カツが乗ってないカツ丼は食べたいと
思わないだろ?」と彼に言って、2人でよく
笑い合うんですが、彼はカツが乗ってなくても
全然オッケーなんですよね。

私がメロディーだけ描いて、アレンジは彼に
任せてみるってのも、やってみる価値は
ありそうですが、私は美しいメロディーを
聴くのが好きなのであって、創るのが得意という
訳ではありません。それに、アレンジをするのが
好きなので、その楽しみを他人に譲るのは
忍びないんですよね。

話を本題に戻しますが…
ある日「どう?メロディ出来た?」って尋ねたら
「悩んでるうちに変拍子になっちゃった。」
って言うんで、しばし2人で大笑い!
私はその後もしばらく、この言葉を思い出す度に
声を出して笑ってましたよ。確かに、歌詞が
字余りだったり字足らずだったり、うまく
メロディーに乗せられず、作詞者の了承を得て
ちょこっと変えさせてもらったりする経験が
私にも多々あるんで、気持ちが良く解るんです。
皆さんも、この曲が所々7拍子になっている
ことに、お気づきになるでしょう。

彼がこのシリーズで声を聴かせてくれるのは
これが3回目。最初は第2弾「幼き日々よ」
次は第4弾「パワフル」でした。皆さんは
決してパワフルとは言えない彼の声量について
お気づきのことと思います。彼は第4頚椎損傷
という障がいと向き合って生きていて、首から
下は殆ど動かせないんです。腹筋が使えないので
ブレスも長く続きません。作曲は割り箸を口に
加えてPCを操作してやってます。ですから、
音程はともかくとして、声量については
どうか割り引いて聴いてあげて欲しいんです。

ところで、私は転調が苦手で、やりたいという
願望は大いにあるんですが、せいぜいやっても
サビの半音上がりくらいのものなんですね。
だから、転調の上手な人を尊敬しちゃうんです。
今回、彼は見事な転調をしてるんですよ!!
短3度上がりの転調です。…しかし、しかし、
これには裏話がありまして…

歌を吹き込んでみたら、あまりに音域が広く、
高音域が窮屈な声になっちゃったんですって。
で、どうしたものかと思案した挙句に思いついた
のが転調だったと。で、やってみたら
これが意外な効果を生んじゃったと。
そういうことらしいんですよ。
人生、何が幸いするか解りませんね!

ただ、ボーカルについては彼も私も自信がなく、
彼は「初音ミクを買いたい衝動にかられる。」
と以前呟いたことがあります。
その時も大笑いしましたっけ…。

では、どうか皆さん、お聴きください。
Here we go!!

https://www.youtube.com/watch?v=O_sRwvqjDTg

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