2022年4月17日日曜日

最期の10年

 私がケアマネとして出会う方々の多くが70代

後半から80代の方です。出会ってからも長く

生きる方、あまり長く生きられない方、個人差は

ありますが、およそ最期の10年の生活をお手伝

いすること、それが私の仕事だと思っています。

「寄り添う」って言葉がよく使われますが、私は

4年間ケアマネをやって来て、その言葉を使うの

はやめようと思い始めました。何でも具体的に

表現しなきゃならないケアマネが、自分の仕事だ

けわざわざ抽象的な言葉を持ち出して美化する、

そう思うと恥ずかしいですよ。


私自身は、100歳までピンピン生きて、コロリと

死ぬことを目指しており、仕事は最低でも75歳

まで、目標は80歳まで、可能なら生涯現役と

考えてます。音楽は最期の瞬間まで続けたい、

楽器が吹けなくなっても、PCで音楽作っていた

いと思います。まだ元気なうちに吹奏楽で

ウェストサイドを吹かせてもらって、吹き終えた

直後に、仲間にはご迷惑かけるけど、その場で

ばったり倒れて、楽器抱いて、舞台のボーダー

ライト見つめて死ねたら本望とも思ってます。


いずれにせよ、若い頃より1日1日の大切さを

何倍も感じてることは確かです。日本男子の平均

寿命81歳まで生きられたとしても、あと16年で

すから!次から次へと、やりたいことやって行く

のは当然のことですよね。なので、どこの馬の

骨か解らない御仁がやって来て、長期目標だの

短期目標だの作ってくれなくて結構です。寄り

添って頂かなくて結構です。


最期の10年も、ケアマネ要らずの爺さんで

生きたいものです。認知症になっちゃったら

しょうがないですけどね。


Because, that’s my life !


名も無き親爺が人生を語る

世にも不思議なブログ

武内利之の「ザッツ・ライフ」


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